nanasi cà phê(ナナシカフェ)- 西表島のベトナムカフェ –

西表島ナナシカフェ

今年2021年7月、世界遺産に登録された西表島に、ベトナム料理や台湾スイーツがいただけるおしゃれなカフェがあります。
お友達のお家にお邪魔してくつろぐような気分で、ランチや休憩ができる「nanasi cà phê(ナナシカフェ)」です。
西表島と言っても、意外と広いのですが、このカフェがあるのが白浜という車で行ける西表島の一番先にある集落なので、私たちはこのカフェに行くのを一番の目的に旅を計画しました。

手づくりベトナム家庭料理

nanasi cà phê(ナナシカフェ)メニュー

フードメニューは期待を裏切らない、ラインナップ!
生春巻きやフォー、ベトナム風サンドウィッチの「バインミー」など、定番が揃い、お値段もお手頃なので、私たちはほぼ全種類注文させていただきました。

そして、デザートも。
以前、ベトナムのハノイやホーチミンで食べて美味しかったチェーがある!
香港のお粥屋さんでデザートで食べて美味しかった豆花(トゥファ)がある!

目移りしてこちらもいくつか注文しました。

ドリンクメニューには、月桃茶やハーブティ、カフェのオーナーさんのご家族が経営するアナナス農園のフルーツジュース、シントーというベトナム風のスムージーが並び、初めて聞くシントーにトライすることにしました。

生春巻き

フランスに住んでいた時は、街角の中華のお店でよく食べていた生春巻き。
ライスペーパーを使って自分でも簡単に作れるよ という話を何度も聞くのですが、娘が海老が苦手なため、なかなか自宅で試したことがなく。
石垣島ではテイクアウトで簡単に買える ということもなく。

ひさしぶりの生春巻きにすでに幸せいっぱい。

ナナシカフェ / 西表島

冷やしそうめん。
と書かれていますが、味付けも香りもアジアンテイスト。
野菜もコリアンダーもレモンもたっぷりかけて混ぜていただきました。

そうめんだったら、家でも頑張れば作れるかも。

ナナシカフェ / 西表島

フォー。
米粉の麺でベトナム料理のレストランでは定番だけれど、離島暮らしではなかなかありつけない味。
写真にチラリと写り込んでいる手織りのコースターも可愛らしいですよね。

ナナシカフェ / 西表島

海老と豚のピリ辛ブン
フォーよりも細い米粉の麺もベトナム家庭料理の定番。
香ばしい具材とサラダがたっぷりのっています。

バインミー
フランスでいうバゲットにベトナム風に味付けをした具材を挟んだサンドウィッチ。

ナナシカフェ / 西表島

デザートに、豆花とシントー。

お店の中も窓からみえる海も

ナナシカフェ / 西表島

窓の外に見える白浜の海とお庭の緑が、心を癒してくれます。

ナナシカフェ / 西表島

大きな木にかけられた黄色い看板が目印。
外側からはちょっとわかりにくいけれど、一歩踏み入れるとパラダイスです。

お店の名前の由来についてお話を聞いていたら、ご家族が経営する農園「アナナス農園」から由来があること。フランス語でもパイナップルのことをアナナと言っていたけれど、パイナップルの植物名がアナナスだということなどが聞けて面白かったです。

まとめ

ナナシカフェ / 西表島

お店の目の前に広がるのは白浜の海。
ちょっと山なんかも見えて、田舎に来たなぁと気持ちが緩む景色です。

上原港までもちょっとあるのと、秋から冬にかけては石垣ー上原航路が頻繁に欠航してしまうこともあり、生活は大変なことも多いと思うけれど。
近くの売店でも買い物は結構できてしまうというとおっしゃっていました。

座席数が限られているので、予約をしてからお邪魔するのがおすすめです。

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